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*競技結果速報 *大会レポート *大会要綱 |
The 3rd Pacific Breeders Circuit 2nd Scene '10 日本列島、猛暑が続く中、The 3rd PBC 2nd Scene2010は開催された。灼熱の暑さを跳ね返し、熱き戦いの中でニューフェイスのスター誕生、6ディヴィジョン中、5ディヴィジョンで新チャンピオンが生まれた。 8月19日大会第一日目、INT NP/NPの1st Go Roundは、午前10時からのスタートに備えて、9時前から1st Sectionの人馬が暑さを顧みず準備を始めた。 INT NPは、Whiz Tari・ライダー増田明子がリードチェンジでペナルティ1を犯したもののそれ以外はそつないパフォーマンスを見せトップに立った。 NPは、Golden Amber Jac・ライダー落合身知子が1st Stopで見事なパフォーマンスを見せて139.1/2の高得点でトップに立った。そして2位は136.0の同点で石山真実騎乗のLa Tigre Del Cielo、北村康男騎乗のLil Ruf N Hollywood、新井俊一騎乗のDreams Of Chicsと三名が続いた。 Junior Horse DVは、Caf Jenny・ライダー土岐田騰馬がトップに立った。 Open DVは、土岐田騰馬騎乗のJac In The Moneyが、高速スピンを左右まとめ、213.1/2を出してトップとなった。Ruffed Up/Cajuns Moonshine/Fifty Nifty Gold/Lil Ruf Whip/Mr Topsail Whiz/Benito Eldoradoらがこれに続く高得点をマークして2nd Goの成績如何ではチャンピオンの行方が分からないという結果となった。 大会第2日目8月20日。この日の第一競技は、アンシラリークラスのLN/NP/OPの3クラスの合同走行。 Open 2nd Goは、Fifty Nifty Gold ・ライダー土岐田騰馬が213.0のハイスコアをマークし、トータルスコア422.5で圧巻のOpen初優勝を果たした。 大会最終日の8月21日は、第1競技 Int NP/NPの2nd Goからスタートした。 INT NPは増田明子騎乗のWhiz Tariがトップを守り1st Sceneに続いての二勝目をあげた。 NP DV 2nd Goは1st Goの2位集団から1頭抜け出したDreams Of Chics ・ライダー新井俊一がノンプロ初優勝を果たした。 Junior Horse DVは、1st Goでトップに立ったCaf Jenny ・ライダー土岐田騰馬がそのまま逃げ切り、Chics April Fool産駒としては初のJunior Horse DV制覇となった。 ティームローピングヘッダーのグリーンクラスは、長谷川里絵が初タイトルを獲得した。これまでもフォームに癖がなく綺麗なループを作っていたが、今回はそこにパワーが加わり、キャッチングでプラスハーフを獲得しての優勝となった。 ノンプロクラスは、各々クォリティの高さを感じさせられるロープ裁きで見応えがあった。そんな中で新井俊一と小林孝之が同点でファイナル戦に駒を進めた。 今大会を総括すると、オープンクラスは、各マヌーバーに著しい進化の兆しが見られる大会であったが、総合力としてスコアにつなげるにはもう少し時間を要するのかも知れない。 ノンプロクラスは、各選手が求めるイメージや目標に対するアプローチの姿勢を確立していないが故に、大会毎にそのパフォーマンスの内容にむらがあったり、進歩が感じられなかったりといった印象を拭えない。 |