ごあいさつ

　本大会は、今年PRBCが公認及び主催する大会において第3回目を迎えるものであります。

　さて、本大会開催に当たりまして、年度当初に申し上げました「世界基準のパフォーマンス」をモットーに、これまでの2回大会を振り返り、修正すべきは修正して更なる高いクォリティの馬術を発揮して、我がPRBCの理念を追求し続けてまいりたいと考えております。

　本サーキットは、年間通じてその成績をトータルして評価するシステムとして考案施行されているものでありますが、一回のショーイングを各選手一人ひとりが持つホースバックライディングの理想を元に、具体的なトレーニングのプログラムを発揮して、その成果としての結果をロジックに分析し、更に洗練したトレーニングプログラムを構築して、ライディングそのものや愛馬を理想に近づけていくためのものとして、蓄積していくものでなければなりません。

　その一方で洗練されたトレーニングプログラムは、洗練された感覚が養成されて効果を出すことができるものであり、その感覚が的確な判断を生み適確な指示を可能にして、明確な馬とのコミュニケーションが、ライダーのイニシアティブの元に成り立つものであります。

　「世界基準のパフォーマンス」は、ライダーのトレーナーとしての意識に基づく判断力と創造力と感覚が世界基準となってこそ具体性を持つものであります。

　選手の皆さんのご健闘を心よりご期待申し上げます。
　そして関係各位のご厚誼とご支援に対しまして深く御礼申し上げます。

2009年5月吉日

The Pacific Riding Horse Breeders Community

会長　土岐田　勘次郎

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