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*大会レポート *大会要項 |
The 5th Pacific Breeders Circuit 1st Scene '12 関東地方では、梅の開花が3週間ほど遅れ長引いた冬もやっと終わりを告げ、多少の雨が心配されたものの、結局好天の中ベストコンディションの馬場での大会3日間であった。 PRBCは、2012年は結成5年目を迎え一区切りの年であり、2011年には結成4年目にして、10,000.千円サイヤー1頭・10,000.千円オーナー1名・20,000.千円ライダー2名が誕生し、継続の大きな力と不断の研鑽の結果ということだろう。 さて、初日Non Pro DVは、2011年 Non Pro Grand Championの栄誉に輝いたCaf King Jacと北村 康男が、昨年からの好調を、+1のスピードコントロールで引き続き発揮し、143.5とトップ成績を収めた。 Int Non Pro DVは、Black Cafと小林 孝之が、堅実な演技を見せて、そしてストップの良いBlackの特長を活かして135.5のスコアを出し、トップに立った。 Open DVは、2011年 Junior Grand Championに輝いた Caf Jennyと土岐田 騰馬が210.0とトップに立ったものの、2ポイント差の中に5頭がひしめき合う混戦となった。 大会二日 Green DVは、久々に大会エントリーしたEighty Six Classicと佐藤 一彦が、落ち着いたショーイングができた結果、パフォーマンスの優秀な馬の特徴を出して、ダントツトップの成績を出して見事初優勝を果たした。 大会三日 Non Pro DV は、0.5ポイント差での2ndゴーラウンドで、北村が先のドローで、140.0とまずまずなパフォーマンスであったものの、僅差で追い上げる石山の演技如何では、どちらが栄冠を手にするか分からなくなってしまった。 そして、石山のパフォーマンスが始まり、1st Goのときよりの素晴らしいできで、誰もが逆転優勝だと思ったところ、ライトロールバックに落とし穴があったのだった。5ステップ以上バックアップしてしまい沈没して、Caf King Jac と北村 康男が見事ノンプロ日本一の座に輝いた。 Open DVは、Caf Jennyと土岐田 騰馬が1st Goに続いてトップスコアを叩き出して、先ずは2012年最初の1勝を挙げた。 Team Roping Dummy Header Non Pro DVは、今年からベストスコアトップ2がファイナルへと予選通過する制度になって、小林 孝之 と 土岐田 騰馬が、がクォーリファイして、小林 孝之が72.0とハイスコアを出して、2011年グランドチャンピオンの貫禄を見せて、2012年最初の1勝を挙げた。 編集後記 ローピングのレベルアップが望まれる。 ここ数年目覚ましい進化を見せていたローピングであったが、更なる進歩を期待していたのだが、予想に反して極一部の人を除いて、目覚ましい上達が見られなかったのは残念だった。 また、Green DVのライダー全体にいえることは、馬をコントロールするという意識で乗るという意味を、理解する入り口にいるライダー達のクラスなので、この段階でしか学べないことをしっかりと学んで、後進の見本となるパフォーマンスを期待したい。 10,000,000.円サイヤー誕生 Int Non Pro Champion Black Caf Out of Chic April Fool 上記3頭のチャンピオンホースのサイヤーであるChics April FoolがTopsail Whizに続いて、PRBC 史上2頭目の10,000.千円サイヤーに輝いた。 Chics April Foolは、Smart Chic Olenaの直子で、Smart Chic Olenaは、11Million Dollar Sireで、グランドサイヤーのSmart Little Lenaは、39Million Dollar Sireで、名門中の名門のペデグリーである。 |