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*競技結果速報 6/23(木) 6/24(金) 6/25(土) *大会レポート |
The 28th EWPC Congress '11 この大会は、日本のウエスタン乗馬の競技大会において、名実共に一番歴史の長い大会であり、従来主催者であるエルドラドウエスタンパフォーマンスクラブで開催されてきたのだが、2003年の第20回大会に静岡県の嬬恋へ会場を移動して、3月11日の震災の影響により9年ぶりに再び当ランチにての開催となった。 梅雨の季節に開催する関係から予報は、例外なく雨マークが大会ウィーク丸ごと覆っていたが、奇跡的に天候に恵まれてベストコンディションの中で挙行されたのである。 さて、今大会で特筆される出来事といえば、九州のカナディアンキャンプからの参加があって、そのひとりでLTD Non Pro DVへエントリーした岡田隆雄が、6/13(月)から会場入りして毎日特訓して大会を迎えたことである。 ベストコンディションで迎えた初日は、アメリカよりジャッジ2名を招聘して開催する関係から、Junior/ Open/ Non Pro/ Int Non Proのディヴィジョンが合同走行となった。 1st Go Round は、Int Non Proは、Smart Roosterと早見秀代のコンビが、サークルとスピンの精度の高さで高得点をマークして、トップに立った。 Non Proは、Caf King Jac と北村康男が144.1/2とオールマヌーバーでプラス得点を叩きだしてトップに立ち、2位に付けたのはGolden Amber Jacと落合身知子が143.1/2 3位に La Tigre Del Cieloと石山真実が140.1/2 4位にWhiz In Fiftyと中島徳三が140 と高得点が続出して、2nd Go Roundの熱戦を予想させる結果となった。 Openは、Jac In The Moneyと土岐田騰馬が148を叩きだしてトップに立ったものの、6位までが144ポイント以上を出して、誰が最終的にトップに立ちチャンピオンジャケットを手に入れるか予想がつかない混戦模様となった。 大会2日 Non Proは、Smart Rooster と早見秀代がプラス1のスピンを披露して優勝を果たした。 Openは、カナディアンキャンプからの初出場となった前原汐里が名馬 Chiquito Sparkとコンビを組んで、141ポイントの高得点をマークして優勝を果たした。 Ltd Non Pro DV Open 2nd Go Roundは、1stGo Roundでの高得点と、混戦模様の余韻が残る雰囲気の中でそのスタートの時間を迎えた。 どっと歓声が沸いて、その後大きな拍手となった。 Whiz Tariは、Ltd Non Pro とOpenの2冠を達成したのである。 大会3日(最終日) Non Proは、1st Goで馬の推進が足りずにミスリードを引き起こして、ペナルティを犯してしまった新井俊一とDreams Of Chicsが141ポイントをマークして優勝圏内に止まり、北村と落合にプレッシャーをかけた。 そして北村康男とCaf King Jacが、1stGoの貯金によって、トップを守り抜いてチャンピオンバックルを獲得したのである。 Junior DVは、Caf Jennyと土岐田騰馬が144.1/2と高得点をマークして、優勝の栄冠を手にし、1st Sceneに続いて2連覇となった。 Team Roping Header Non Proは、8エントリーと賑わいを見せると共に毎回レベルが上がっている中、上達目覚ましいディフェンディングチャンピオンの小林孝之がどんなポイントを出して、打倒小林の面々がどんな追随を見せるのか、注目するところであった。 今年のコングレスのチャンピオンジャケットは、ランチ開設21年を迎えることからオールレザージャケットがノーネームランチの提供で贈呈され、本革の高級ジャケットがパーティの表彰式で、各チャンピオンへ贈呈された。 |