謹んで2020年の1st Sceneの開催にあたり、ごあいさつ申し上げます。
新年号令和2年にあたる本年は、東京オリンピックが開かれます。
国民一同が記念すべき年となると想像して華やいだ気分であったにも関わらず、昨年末から得体の知れぬ肺炎ウイルス騒動で、多くのイベントが中止になったり小中高が休校になったりと混沌とした世相に一変したところでございます。
しかしながら、予想のし難い危機が訪れたときほど我が国の国力を発揮しなくてはならないのでしょう。このようなときほど我々国民は、自らの判断で各々のなすべきことをなすことではないでしょうか。
我がPRBCは、第13回のシーズンに入るわけであります。そして、本大会は、ショーホースのクォリティを飛躍させて、これを披露するわけであります。
そこで、ショーホースのクォリティとは、パフォーマンスのレベルの高水準化はもとより、従順性もまた高いレベルでなくてはなりません。
「軽い扶助で駈歩をし、決して暴走しない馬」という宣言をしたのは、今から25年以上も前のことでありました。しかし、全国的にこのことが実践されたとは言い難いのも事実であります。
我々PRBCは、自ら先頭に立って「好ましい乗用馬」としてのモデルを喧伝するものであります。