PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果速報
 10/8(金)
 10/9(土)
 10/10(日)

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The 3rd Pacific Breeders Circuit Final Scene '10
大会レポート

「PRBC大会史上最悪」との声も聞かれるほどの悪天候にもかかわらず、The 3rd Pacific Breeders Circuit Final Scene 2010は、サーキットを締めくくるにふさわしい文字通りの熱戦が繰り広げられた。
Open DVではJac In The Money/土岐田騰馬(オーナー:野口美方子)が初タイトルを獲得。Non Pro DVは観客を魅了するエキサイティングな戦いをDreams Of Chics/新井俊一が制した。

数々のタイトルホルダーが集うOpen DV。どの馬が勝利してもおかしくない顔ぶれの中、1st Go Roundでアベレージ以上のスコアを得たのは、Cajuns Moonshine/土岐田勘次郎、Dreams Of Chics/土岐田藍、Jac In The Money/土岐田騰馬、Mr Topsail Whiz/土岐田藍の4頭。いずれも僅差で、勝負の行方は翌日の2nd Go Roundへ。
Jac In The Moneyは土砂降りの豪雨をものともせず、持ち味であるダイナミックな高速スピンを披露。その後のサークル、ストップも安定したパフォーマンスでこの日のトップスコアをマーク、トータルスコア421.0で見事混戦を制する。
2nd Sceneで初日トップに立ちながら最終的に4位入賞にとどまったこのコンビが、満を持しての初優勝を成し遂げた。

Junior Horse DVはCaf Jenny/土岐田騰馬(オーナー:篠崎富貴)が2nd Sceneに引き続きチャンピオンに輝いた。
1st Go Roundはスピンのペナルティやリードチェンジのミスなどにより195.0と振るわなかったが、2nd Go Roundでは確実にミスを修正。スコアを204.0に伸ばし、トータル399.0で逆転優勝を果たした。
1戦1戦着実に成長しているこの馬に、オーナー自身が騎乗する日もそう遠くないだろう。今後への期待がますます高まる。

「140超えは当たり前」の大激戦となったNon Pro DVは、比較的馬場状態が良かった1st Go Roundより、むしろ重馬場での2nd Go Roundでハイパフォーマンスの応酬となった。
初日140.5のRoosters JJ/藤田生世が142.0にスコアを伸ばして暫定首位に立つと、すかさず同じく初日140.5のCaf King Jac/北村康男が今大会最高スコアの145.0を叩き出し、会場を沸かせる。
Non Pro最後の出場順となった、初日142.0のDreams Of Chics/新井俊一は、プレッシャーに負けることなく積極的なライディングでほぼ全てのマヌーバーでプラスを獲得。コールされたスコアはCaf King Jacと同じく145.0で、トータル287.0というハイスコアで2nd Sceneに引き続き連覇を果たした。
ちなみにこの馬は、PRBCノンプロ委員会が企画した「My Favorite Horse 2010」でも高い評価を受け、Co.Championとなっている。

INT Non Pro DVは、Whiz Tari/増田明子が辛勝。1st Go RoundはFantastic Sailing/白井千鶴子に、2nd Go RoundはChics Smart Fine/ウエスタン安藤にトップを譲るも、トータルで266.5と一歩抜け出し、出場した3大会全てでチャンピオンとなった。

LTD Non Pro DVは、Chics Smart Fine/安藤裕紀が139.5の高スコアで優勝。充分な速さのスピン、グランドコンタクトをはずさないストップなど演技のマイナスが一つもなく、抜群の安定感で他を寄せ付けなかった。安藤はデビュー2戦目にして初タイトル、Chics Smart Fineは昨年のFinal Sceneに続き2冠目を獲得した。

Team Roping Headerは、Non Pro、Greenともに新チャンピオンが誕生。
Non Pro DVは、2投のうち片方を外してしまうローパーが続出する中、2投とも高いレベルでキャッチに成功した川畑弘清、小林孝之がFinalに進む。
先に投げた川畑が出場者の中で唯一+1のキャッチングを見せて71.0。小林は惜しくも外し、川畑がNon Pro昇格1年目にして初の栄冠に輝いた。

Green DVは、パワーの乗ったスロー、素早いダリーで70.5のスコアを獲得した土岐田藍が、ロープを始めて半年足らずで初優勝を果たした。

今大会がハイレベルな戦いであったことは間違いないが、恐らくこれで満足しているライダーは一人もいない。誰もが、更に自分の馬を良くするための今後のトレーニングプランを既に思い描いているはずである。
オフシーズンの過ごし方に来期がかかっている。しばしの休息の後、また日本各地の馬場で未来を見据えた騎乗姿が見られることだろう。