Q：まずは、ノンプログランドチャンピオンホースとなりましたLa Tigre Del Cieloについて教えてください。

A：-どのような馬？（血統　特徴など）
　父親はGallo Del Cieloで、Grays Starlight とフルブラザーのスタリオンで、有名なPeppy San Bagderの子です。
　レイニングをやっている方やカッティングの方達で知らない人はいないくらいの良血の馬のファミリーです。

-長所は？
　｢軽い扶助で駈歩をし、暴走しない馬｣という理想的なマインドを持っているところです。
　そして、カンファメーションもパフォーマンスもスーパーで、全てのマヌーヴァー＋1/2のグレートアスリートです。

-短所？
　短時間で集中させることで高いパフォーマンスを可能にしますが、長時間のコンセントレーションには高齢のためもあって難しいです。

Q：2021年サーキット通してベストショーイングはいつの大会？

A：Final Sceneの2nd Go Roundの走行がベストだと思います。
　サークルのスピードコントロール・ストップ、そしてリードチェンなどが特に良かったと思います。

Q：この馬は外産馬ですが、1歳で輸入しサドルーブレーキング、ファウンデーション、フィニッシュトレーニングは全てエルドラドランチでと聞きました。この馬の購入に当たってのエピソードがあれば教えてください。

A：Futurity青と皆さんご存じのDaleとRooster(Gallo Del Cielo)の直子を探していて、知り合いのランチ（テキサス）に行ったとき、パスチャーに数頭いる子馬（カミング2）中からこの馬を選んで交渉をしたことを覚えています。
　片眼がグラスアイだったのが気に入らなかったのですが、そのことを除けば美しい馬だったので決断しました。

　新馬のときは、少々敏感だったためにノンプロのライダーは苦労したようですが、歳を重ねるにつれて予想以上にグレートになってきました。

Q：2021年通して、苦労、苦戦したショーイングはいつの大会？

A：全く苦労したことはありません。只注意したことは、コンセントレーションで、やり過ぎず短時間で仕上げることでした。

Q：年間通して、印象に残ったエピソードなどあれば教えてください。

A：トレーニングは、大会3日前からで、それまでレッスンホースとしてビギナーの使っていて、でも絶対大丈夫という自信がありました。

Q：最後に、来年のサーキットに向けて、将来の展望がもしあれば教えてください。

A：高齢ではありますが、馬にとって大会に出続けることが、体力や頭脳の衰えを最小限にしてくれると思うので、チャンスがあれば大会に出し続けていきたいと思っています。