3頭のショーホースのスクーリングのためにエントリーがあり、+1/2のスピンで71.0ポイントをマークしたSenoritas Nicky 土岐田 騰馬(千葉県) Owned by 石山 尚子(千葉県)が優勝をした。
The Day 1st 6月21日(木曜日)
Non Pro DV 1stGo Round
馬場コンディションの悪い中、エントリー選手の誰もが果敢に攻めたパフォーマンスで熱い闘いとなって、全体的に混戦模様を呈した。
そんな中トップに立ったのはパワフルなサークルやストップの演技で210.0ポイントをマークした Dun Its Little Lena 土岐田 藍(千葉県)、+1/2のスピンなどの演技で208.5ポイントを叩きだして2位につけたのは Whizlin Whoaman 末廣 まどか(東京都)、そして高速でスムースなスピンにより204.5ポイントをマークして3位につけたのはSenoritas Nicky 石山 真実 (千葉県) Owned by 石山 尚子 という混戦模様で、優勝の行方は大会3日目の結果如何となった。
また、大会最終日の2nd Go Roundでは、サーキット第1戦で優勝を果たしている土岐田 藍と2連覇阻止に燃える2位以下の選手達との熱い闘いが期待されるところとなったのである。
Open DV 1st Go Round
オープンディヴィジョンも混戦模様を呈し、4ポイントの間に5頭のショーホースがひしめき合う結果となった。
そんな中1位2位を独占したのが前原 汐里(福岡県)で、悪コンディションに関わらず堅実なスライディングストップをこなして209.5ポイントをマークしてトップに立ったのがGold Flashy Bear Owned by 北村 栄作(大阪府)、高速スピンと美しいスピードコントロールを発揮して208.0ポイントをマークしたGolden Amber Jac Owned by 山口 信介(福岡県)が2位につけた。
そして、10,000,000Yen アーナーという金字塔を目前にしているEighty Six Classic 袴田 桂子(千葉県) Owned by 磯野 ひろ子(千葉県)が207.5ポイントマークして3位につけた。また、+1/2のスピンを発揮して206.5ポイントをマークして4位につけたのは Tomorrow Morning Caf 土岐田 騰馬 Owned by 岡田 隆雄(福岡県)、更には205.0ポイントをマークして5位につけたのがノンプロの1st Go Roundでトップに立っているDun Its Little Lena 土岐田 藍となった。
そんな中で、1stGo Roundよりも成績を伸ばしたのは唯一Dun Its Little Lena 土岐田 藍で、 +1のストップとスピンで高得点を叩き出して2位以下の追随を許さないような215.5ポイントをマークして、サーキット第1戦に続いて2連覇を果たした。
リザーブチャンピオンに輝いたのは、Whizlin Whoaman 末廣 まどかで、201.5ポイント、トータル410.0ポイントをマークしたが、サークルとスピードコントロールで+得点のアビリティを発揮できれば、次の大会でのリベンジを目論めるのではないだろうか。
1stGoで1・2の位置につけていた前原 汐里は、馬場コンディションにも厭わないスライディングで堅実にスコアを伸ばしてGold Flashy Bear 211.5ポイント トータル421.0ポイントを獲得して暫定的に首位をキープした。そして、+1のスピンとクォリティの高いスピードコントロールで209.5ポイント トータル417.5ポイントをマークした Golden Amber Jacが暫定2位をキープした。
そして、Non Pro DVで見事2連覇を果たしたDun Its Little Lena 土岐田 藍がアベレージスコアを超える211.5ポイント獲得しトータル216.5ポイントで暫定3位につけた。
そして、ドローが進み遂にファイナルエントリーを迎えEighty Six Classic袴田 桂子がスピンサークルと不可ないパフォーマンスで、誰もがこれまでの暫定的順位で推移するものと思わせる模様であったが、しかし、パターンの最後のマヌーヴァーである3回のスライディングストップに差し掛かったところで、これまでの暫定的順位をひっくり返すようなことが起きたのだった。
3回のストップで、その内2回のスライディングストップは、誰もが+1のスコアを疑いようもないパフォーマンスが発揮されたのだった。そして今大会最高得点218.0ポイント トータル425.5ポイントをマークして、これまでの暫定順位をひっくり返してチャンピオンに輝いた。
そして、この瞬間Eighty Six Classicは、生涯獲得賞金額が10,000,000Yenを越え、PRBC史上 Fifty Nifty Goldに続く2頭目の10,000,000Yen Earner となったのである。