PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果速報
 8/23(木)
 8/24(金)
 8/25(土)

大会レポート


*開催にあたり

大会要項

タイムテーブル

エントリーリスト

The 5th Pacific Breeders Circuit 2nd Scene '12
開催にあたり

PRBC 会長 土岐田 勘次郎

 本年も1st Scene ・ Congress とサーキットの2戦が終了し折り返し地点を過ぎ、本大会から終盤戦に向かいます。

 それぞれのライダーが、自らの馬のクォリティを高めるという思想のもと本コミュニティが設立され、その成果が数人のノンプロライダーに、顕著に見受けられ、且つその実感をそのライダー自身が認識するに至っているように感じます。

 そして各自のトレーニングにおいて、1st Scene や Congressのウォームアップペンではその兆しが確かに見受けられるものの、ショーペンではそれ故にケアレスミスが目立ち、何とコングレスのノンプロディヴィジョンでは、2回走行に関わらず優勝者以外は全員 2 Go Roundの内どちらかにおいてペナルティ0を犯している。

 しかし、この結果を決して悲観するものとして受け取るものではなく、むしろ確実に我がPRBCの思想信条の成果が、現れる前兆ではないかと思うのであります。

  レベルアップするということは、できないことをできるようにするとか、高等な技術を獲得するとかではなく、今取り組んでいることの精度を高め、その確実性を重んじて、馬の優れている点を如何なく発揮する一念をぶれることなく追究することにあるのです。

  馬に乗ってパフォーマンスするということは、馬の優れているところを如何なく発揮し、自らはライダーとしてこれをヘルプすることなのです。 馬術がなに故に他のスポーツと異なるか、それは自らが演ずるのではなく飽くまでも馬がパフォーマーであることなのです。この思想信条に基づいて馬をトレーニングしてこそ目的を達成することができるのです。

 我々はこのことに今一度思いを馳せて、深く理解する必要があるのではないでしょうか。

 そして、道半ばにある我々が本大会でその成果を発揮するときが、本大会であることを確信すると共に、健闘を期待するものであります。