PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

Q1:今年一年を振り返り、普段の運動から競技会出場、勝因、ライダーとして印象に残ったことをお書き下さい。

A1:昨年末から今年始めにかけて、さらに馬の柔軟性を上げる技術を得た感があり、海外のショーホースに近い入場の仕方に近づける期待感で今年が始まりました。
 実際には近づいたのですが、まだまだ海外の選手に勝てる感じはしないものの、10年前に海外遠征した際の自分よりも現在の方が上手くなっていると思っているのですが、機会があれば挑戦したいと日に日に思います。
 また大会出場経験の浅い馬、Remarkable Steps,Gold Flashy Jacと乗っていきましたが、どちらも馬の才能を乗りながら感じ、ショーイングがとても楽しい有意義な1年でした。

 また、1st Scene,Congressで優勝したFifty Nifty Goldを乗っていたことが、紛れもなくGrand Championになった勝因であり、逆を言えば、この馬に乗っていなければ自身のGrand Championは無かったと言え、自信の技術の未熟さを感じた1面でもありました。

Q2:今年1年参戦された馬に関して今年一年の付き合い、勝因、特に喜ばれたことをお書き下さい。

A2:Fifty Nifty Gold:昨年からさらにスピードコントロールに磨きをかけ、リスクのないプラス1/2を目指しました。
 大体、ノンプロとオープンのダブルエントリーをしてきたので、馬の体力や精神を消耗させるようなショーイングは、後々選手生命を縮めると思っていました。
 そのため、テクニックやリスクを要らないパフォーマンスをテーマに、トレーニングでは乗ってきました。
 具体的には、さらにストレッチにおいて、ハミが柔らかく引けることと、これに伴い、ベーシックなサークルにおいて、バランスバックが平然な状態でいることです。
 結果、オーナーの岡田さんも普段の騎乗では、従来のスピードを大幅に上げることでのスピードサークルではなく、スローダウンの落差を大きくしたことで緩急をつけるサークルを行うようになり、それを体感しているのを楽しんでいるように見えました。
 この馬が亡くなってしまったのは非常に残念で、心の整理が未だに全然つきません。
 しかし、この馬を超える馬を育て続けようと思います。

 Remarkable Steps:この馬はストップにおいて素晴らしい才能を持っており、サークル、スピンもリスクなくプラスを取れるようになると思います。
 馬のステップの柔軟性を上げることがテーマで乗り続けました。
 オーナーの増田さんとダブルエントリーをしていましたが、彼女は彼女のテーマを乗っており、そこがぶれることが無かったせいか、オープンでもノンプロでも、馬を育てるショーイングが出来ていたように思います。
 来年はノンプロのスーパースターになる予定です。

 Gold Flashy Jac:Fifty Nifty GoldのFull Brotherで、血統からも素晴らしい才能を秘めているのは想像できていました。
 私は、Johnもファンデーショントレーニングを行っていましたが、サークルの感触は勝るとも劣らないような感じで、スピードサークルのトレーニングは手が掛かりませんでした。
 スライディングストップのクオリティが現在低いですが、Final Sceneにおいて才能を開花し始めている感がありました。
 今年中に才能が開けなかったのは残念ですが、この馬もまた来年のノンプロのスーパースターになることを期待しています。

 Tomorrow Morning Caf:Congressからこの馬を担当するようになり、参戦していきました。
 スピンは、プラス1/2,1の才能があり、それを如何に引き出して好成績を収めるかがテーマでした。
 サークル、ストップでは、また安定感がありませんが、オーナーの岡田さんと共に成長していきながらスターになってくれたらと思います。

 Whiz N Pep:この馬は私が、ファンデーション、フィニッシュトレーニングと担当した馬で、スピードサークルとスピンが持ち味でした。
 WJCで乗せて頂く機会があり、とても感触が良く、優勝及ばずでしたが楽しいライディングでした。
 その後のFinal Sceneのノンプロクラスで上位戦線に立ったのが何より嬉しかったです。
 馬のコンセントレーションや準備運動をオーナーさんが学びながら来年の好成績を目指してもらえたらと思います。

Q3:最後に2018年度の意気込みをお聞かせ下さい。

A3:優勝は勿論なのですが、現在新馬のトレーニングをしている中で、今年の馬よりも確実に良いクオリティのショーイングを行うのがテーマです。
 来年一年、計画的に馬の経験値を上げれるようなショーイングや参戦スケジュールを考えながら、スーパースターを生み出せたらと思います。
 PRBCは特にヨーロッパから注目を浴びているようです。
 注目に恥じないよう、頑張ります。

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