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*競技結果速報 5/21(木) 5/22(金) 5/23(土) *大会レポート *大会要綱 |
The 26th EWPC Congress 2009 Junior Horse ディビジョンを制したのは、今年から参戦しているFifty Nifty Gold。土岐田騰馬が騎乗し、1st ゴーラウンドでは3位につけた。2nd ゴーラウンドではパターン6の最初のスピンでスムーズな動きを披露して観客の期待を集めると、続くサークル、ストップと、いずれも高いレベルのパフォーマンスを見せた。結果は両ラウンドを通じてトップスコアとなる140.0で逆転。ショーイング全体を通して馬が見せた落ち着いた性格が、今後の活躍を期待させる。 Non Proディビジョンでは、中島徳三が乗ったRuffed Upが初制覇。中島本人にとっても、コングレスでの初めてのバックル獲得となった。1st ゴーラウンドでは2位に着けたが、トップとは7.5点差と大きく水をあけられ、逆転は難しいかに思われた。だが、これまで大きな失点の原因となっていたディパーチャー時の馬の反抗をなくしていたことがスコアをまとめることにつながり、結果として優勝という形になって表れた。長いトンネルだったが、ひたすら歩き続けた先に光が見えた。 Int Non Proは、Miss Top Sailen の五十嵐厚子が、3月の「The 2nd Pacific Breeders Circuit 1st Scene 2009」に続き、2大会連続の制覇。得意・不得意をよく理解して戦略を練り、一つ一つのマヌーバーを丁寧にまとめて大きなミスをしないショーイングは、見習うべき点が多い。 Ltd Non Proでも、Mr Topsail Whizに騎乗した佐々木寧がやはり、3月の大会に続いての連続優勝。日頃、なかなか馬に乗れないハンデがあるが、ソフトなライディングがそれをカバーしている。Junior Horseディビジョンを制したFifty Nifty Goldのオーナーでもあり、今後、コンビとなった際のライディングにも期待大だ。
Header Non Proディビジョンでは、Rowdy長谷川が貫録を見せ、2投とも152.0のハイコアをあげて、昨年7月の「The 1st Pacific Breeders Circuit 2nd Scene 2008」以来3大会ぶりにバックルを獲得。このところ下剋上の様相を見せていたディビジョンを、再制覇した。 Header Greenディビジョンでは、川畑弘清が1投目に150.0を出して、2大会連続のバックル獲得。ほかのローパーたちも各自レベルを上げているが、スイングの速さやスローングの安定性などで一歩先を行く川畑の順当勝ちと言える。 1年前の大会とは、出場した馬の顔触れが違い、ライダーも出場するディビジョンが上がるなど、単純に比較はできないが、総じて言えば、馬もライダーもレベルが上がっている。ほかより大きく伸びた馬やライダーがいる一方で、少し足踏みをしているケースも見られるが、いずれにしても、次の大会までにどんな変化を遂げ、どんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみだ。 |
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