謹んでご挨拶申し上げます。
PRBC Circuitは15年の長きに亘って開催することができました。
そして、本企画は初年度から続けることができたので、第15回目のコンテストとなるわけです。
私は、本企画の担当を引き継いで2代目となりますが、イベントに参加していた頃は、単なる催し物の一つぐらいにしか思っておりませんでした。従って、本企画の意味するところや効果を考えることはありませんでした。
しかし、スポンサー、PR、発展をと思ってみると、各企業社に対するアピールをと志向すると、これ以上の資材はないし、これしかないのだと思うようになりました。
海外のReiningの競技会において「表紙」となるのは、やはり、花形となるスライディングストップの写真です。それはその競技会のレベルそのものを表すものであり、それに価値があるからこそ競技会にスポンサーが付くのだろうと思うのです。
その団体の所属するトッププロ、アマチュアが世界レベルと競おうとしているのか、追いつき追い越そうとしているのかが非常に重要なのではないでしょうか。
写真1枚には、ライダーの装いや馬のクォリティや関係者の志など、様々な要素が織り込まれていることを感じます。
優秀な馬、選手、調教師、ブリーダー、ホースオーナー、グラウンド、馬具などの装備、ドクター、運営スタッフ、そしてカメラマンです。そういった総合力が1枚の写真に現れるのです。
過去14年のフォトコンテストには、そこに軌跡がありどういったレベルの大会であったのかが必ず反映されています。それは決して後退ではなく、より後肢が深くなる様やスタイリッシュなフォトが年々増えていることから、確実に競技レベルが上がっていることが映し出されてます。ご興味がある方は、過去のイベント結果は公式ホームページに掲載されておりますので、是非御覧下さい。
さて、第15回目となる本コンテストは前述したように1年の軌跡、そして15年分の軌跡を現すものであります。
2月18日に行われます年間表彰式にて、投票を行い優秀作品が決定いたします。
是非、本イベントをお楽しみ下さい。