Q:4大会で1番良いPerformanceはどの大会のどのGo Roundでしたか?
A:どのショーイングがベストだったか記憶にありません。
只、今でも私のシートに記憶しているスライディングストップがあって、それは1st SceneのときのStyle With Meでした。
何処までもディープなスライディングでした。
それから、1年間Eighty Six Classicをショーイング並びにトレーニングに携わってきて、この馬のポテンシャルが素晴らしくて、何時もながら未知の世界へのチャレンジを可能にしてくれました。
そして、それが完全にできたとは思えませんが、必ずこの馬が私にもたらしてくれたものが来年必ず花開くと確信しています。
Q:その中で印象に残るマヌーバーは?
A:レイニングの花は、一般的にエキサイティングなスライディングストップだと思われていますが、私にとってサークルのスピードコントロールがシンボリックなパフォーマンスだと思っています。
1st SceneでのStyle With Meの「ググー」とスローダウンする反応に、驚きと今更ながら馬の魅力を実感しました。
また、Eighty Six Classicのサークルでは、大会毎に今度こそトレーニングの成果を発揮できるのではと信じては挫折して、信じては挫折する繰り返しした1年でした。
Q:1番苦戦をしたのはどの大会でしたか?
A:特に苦労したということはありませんでしたが、明日の日本のレイニングという見えない敵と戦ってきたという思いです。
Q:全大会で、この馬の「一番」をどのマヌーバーでアピールをしましたか?
A: Style With Me スピードコントロールと+1ストップ。
Eighty Six Classic ロールバックと+1スピンターン。
Gold Flashy Bear スピードコントロールとグレートメンタル。
Black Caf スピードコントロールと+1スピン。
馬のムーブメント・スタイルそしてスピードの緩慢が、レイニングの醍醐味といって良いのではないかと思っていて、このパフォーマンスで明日の日本を切り開こうと思ってアピールしてきました。
私のショーイングした全ての馬は、大変優れた才能を持っていたので、充分チャレンジをさせて頂きました。
Q:それはできましたか?
A:60%のできでした。
残り40%を、今年をバネにして2016年に飛躍したいと思います。
Q:その馬について苦労した点はなんですか?
A:Eighty Six Classic 馬のメンタルが普段と変わらずにショーイングできることです。
Style With Me サークルのスローダウンの時にリードをキープすること。
Gold Flashy Bear 疲れを最小限にしてフレッシュな状態でショーイングすること。
Black Caf コンセントレーションをキープしてショーイングすること。
Q:どのようなパフォーマンスを目指していますか?
A:観客が感動するようなパフォーマンスを心がけたいと思います。
それは、馬に乗っている人も乗っていない人も目を見張るような、美しくて逞しいショーイングができる馬を作り出して、ショーイングで披露したいと思います。 Q:最後に来年の展望をお聞かせ下さい。
A:エブリマヌーバー+1/2を取れるパフォーマンスを目指して、73.1/2または74.0を毎回獲得していきたいと思っています。 |