PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果
 ODB Ancillary
 4/18(木)
 4/19(金)
 4/20(土)

*大会レポート


開催にあたり

大会要綱

タイムテーブル

エントリーリスト

The 17th Pacific Breeders Circuit 1st Scene '24
大会レポート

 2024年の春は、予想を覆して、梅の花の寿命は短く、桜は、満開のとき雨に見舞われたが比較的長持ちした。そうした春に、2024年のサーキットが開幕した。

■The Day 1st  4月17日(水曜日)

 Ancillary Class Open DV

3頭のエントリーがあり、Just Dunit 土岐田 騰馬(千葉県) Owned by 石塚 泰子(千葉県)が70.5ポイントで優勝したが、何れもスクーリング的ショーイングであった。

■The Day 2nd  4月18日(木曜日)

 Reining Non Pro DV 1st Go Round

 圧巻のスライディングで+1を獲得したMoonlights Sailor 石山 真実(千葉県)が146.0ポイントの高得点をマークしてトップに立った。
 これに続いたのは、Spooks Eldorado 落合 身知子(埼玉県)137.0ポイントとLil Ruf Whip 川畑 弘清(長野県)134.5ポイントで、トップとは少し開きがあるものの、2nd Goまでに良い準備をして挽回を図りたいものである。

 Reining Open DV 1st Go Round

 Spooks Eldorado 土岐田 騰馬Owned by 落合 身知子が140.5ポイント、Topsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by 佐藤 一彦(千葉県)139.5ポイントの2頭が、アヴェレージのパフォーマンスで、1位2位につき、3位に付けたのは、Chics Golden Du Lait 土岐田 勘次郎(千葉県) Owned by 大貫 初美(千葉県)は、サーキット初参戦で、136.0ポイントで、先頭に立つ2頭を追いかける結果となった。

■The Day 3rd  4月19日(金曜日)

 Ancillary Class Open DV

 3頭のエントリーがあり、Topsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by 佐藤 一彦 68.0ポイントで優勝となった。
 3頭ともスクーリングで、本番に向けて良い準備をしたようである。

■The Day Final  4月20日(土曜日)

 Reining Non Pro DV 2nd Go Round

 Moonlights Sailor 石山 真実が、他の追随を許さずダントツぶっちぎりで、ノンプロの日本史上最高得点である150.0ポイントをマークし、トータル296.0ポイントを獲得した。 エキサイティングロールバックとハイスピードスピンで+1と+1/2を全てのマヌーヴァーで獲得し、誠に見事なショーイングであった。
 1stGo 2nd Goともトップスコアをマークし、完全優勝を飾ったのである。

 Reining Open DV 2nd Go Round

 Chics Golden Du Lait 土岐田 勘次郎 Owned by 大貫 初美が144.0ポイント トータル 280.0ポイント、スピードコントロールとスライディングストップで+得点し、トップに迫ったが惜しくも届かず、Topsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by 佐藤 一彦と同スコアでリザーブチャンピオンを分け合った。
 そして、プレッシャーのかかった局面であったが、落ちついたショーイングでトップを堅持しチャンピオンとなったのは、Spooks Eldorado 土岐田 騰馬Owned by 落合 身知子が141.5ポイント トータル 282.0ポイントでチャンピオンを獲得した。

 Team Roping Dummy Header Non Pro DV

 全般的に低調で、高得点をマークするローパーが無く、勉強会を開いて底上げする必要を感じたところである。
 そんな中で、目覚ましい上達で素晴らしいスィングを見せた土岐田 騰馬であったが、ルーズキャトルで結果が出せずに終わってしまった。次回に期待を掛けることとなったのである。
 そんな中で決勝戦に残ったのは、増田 明子(千葉県)と石山 真実で、増田がアヴェレージ得点をマークし、石山はルーズキャトルで0.0ポイントとなって、昨年度のグランドチャンピオンが好調を堅持して、栄冠を勝ち取ったのである。

 「編集後記」

 ノンプロライダーの皆さんにいえることかも知れないが、ショーイング前のトレーニングやストレッチ運動で、何か一つだけでもやり残しのない形でショーイングしているのだろうかという疑問を感じたのである。
 出番前に全く憂いのない状態でショーイングすることは理想論で、あり得ることではない。しかし、ローピングでもレイニングでも、何か一つでもパーフェクトなアクションを作り出して、ショーイングすることを考えてみてはどうだろうか。