PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果
 ODB Ancillary
 4/20(木)
 4/21(金)
 4/22(土)

*大会レポート


開催にあたり

大会要綱

タイムテーブル

エントリーリスト

The 16th Pacific Breeders Circuit 1st Scene '23
大会レポート

 PRBC サーキットが16年目を迎え、その初戦がスタートした。

 The Day 1st    4月19日(水曜日)

 AM 10:00ペイドウォームアップが、馬のスクーリングとして行われた。

 PM 4:00 One Day Before Ancillary Open DVは、1エントリーがあったが、スクラッチとなってしまった。

 The Day 2nd     4月20日(木曜日)

 Non Pro DV 1st Go Roundは、トップに立ったのがRemarkable Steps 増田明子(千葉県)で、139.5ポイントとほぼアヴェレージスコアで、不可ないパフォーマンスであった。これに続いたのは、Spooks Serenade 土岐田 藍(千葉県)137.0ポイント、Just Dunit 石塚 泰子(千葉県)135.5ポイントで、4ポイントの間に3人が競う形となって、この誰もに優秀するチャンスがある様相を呈したのであった。

 Open DVは、Non Pro 同様3頭の三つ巴の闘いとなり、その中でのトップは、Royalprincess ED 土岐田 勘次郎(千葉県) Owned by 林 雅子(東京都)143.5ポイントで、サークルのスピートコントロールで得点したようであった。これに追随したのは、トップのPrincessとフルブラザーのSpooks Eldorado 土岐田 騰馬 Owned by 落合 身知子(埼玉県) 143.0ポイントで0.5ポイントの僅差であった。3位に付けたのは、Topsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by 佐藤一彦(千葉県)140.0ポイントとなったのである。

 The Day 3rd      4月21日(金曜日)

 Ancillary Open DVは、Moonlights Sailor 土岐田 騰馬 Owned by 石山 真実(千葉県)、72.0ポイントで優勝した。スピーディなサークルとアグレッシブなロールバックでの見事なショーイングであった。

 The Day Final     4月22日(土曜日)

 Non Pro DV 2nd Go Roundは、1st Goで三つ巴であった一角のJust Dunit 石塚 泰子が、5スピンで優勝戦線からは敢え無く脱落してしまった。トップに立っていたRemarkable Steps 増田 明子は、141.5ポイントと確実にアヴェレージを超えるパフォーマンスで、優勝に大手を掛けた。
 そして、三つ巴のもう一人のSpooks Serenade 土岐田 藍は、チェンジリードで失敗し、2位には付けたものの首位に届くことはできず、Remarkable Stepsが2度目のNon Pro日本一の座に就いたのだった。

 Open DV 2nd Go Roundは、1stGo のスコアの低い者からのドローでスタートし、3位に付けていたTopsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by佐藤 一彦は、143.0ポイント トータル283.0ポイントと高得点をスピンとディープストップでマークし、後続にプレッシャーをかけることとなった。
 続いて、2位に付けていたSpooks Eldorado 土岐田 騰馬 Owned by落合 身知子は、142.0ポイント トータル285.0ポイントと安定したマインドの強みを活かしたパフォーマンスで2位以上の座を確定させた。
 ファイナルエントリーとなったRoyalprincess ED 土岐田 勘次郎 Owned by 林 雅子は、142.0ポイント以上で優勝という場面で、最初のストップで-1/2、ライトスピンが-1/2と序盤に69.0ポイントとなって、更なるプレッシャーがかかることとなったが、この馬の最大の武器であるサークルのスピードコントロールで、+得点を重ねて142.0ポイントを叩き出し、トータル285.5ポイントをマークし2位と0.5ポイントの僅差で、2022年の最終戦に続いて2連覇を果たしたのだった。

 Team Roping Dummy Header Non Pro DVは、多くの者がルーズキャトルとなって、結局 増田 明子が最初にキャッチングを成功させ、ファイナルドローの石山 真実は、ファーストチャレンジでルーズキャトルとなったもののセカンドチャレンジで持ち前の実力を発揮し72.5ポイントをマークして、増田 石山の決勝戦となったのだった。
 そして、決勝戦ファーストドローの増田 石山ともルーズキャトル、2nd チャレンジで、ファーストスローの増田がルーズキャトル、石山は72.5ポイントで見事優勝を果たしたのだった。

「編集後記」

 今大会は、初夏の陽気に包まれて絶好のグランドコンディションで開催された。
 大会直前に新しいプロジェクトの提案があって、そのためだったのか、どのショーホースもそのフォルムが変わったように見えたのだった。
 そのプロジェクトは、ファウンデーショントレーニングのちょっとした工夫らしいが、そのアイディアで馬が激変したのだそうだ。
 次の大会は5月で、それまで1ヶ月といったところだが、そのニュープロジェクトの完成を見るのが今から楽しみである。