PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果
 ODB Ancillary
 9/7(木)
 9/8(金)
 9/9(土)

*大会レポート


開催にあたり

大会要綱

タイムテーブル

エントリーリスト

The 7th West Japan Championship'17
大会レポート

 第7回を迎える本大会は、2011年に主催者であるカナディアンキャンプ乗馬クラブを会場としてスタートした。2012年の第2回大会から福岡県馬術競技場に会場を移して今日に至る。
 そして、PRBCの公認大会としてサーキット第3戦とし、北海道から九州までの各地から参戦して行われている。

 さて、9月6日(水曜日)に、One Day Before Ancillary Classから秋を思わせるような陽気の中でスタートした。

 今大会は、2エントリーのみで、本戦に向かってスクーリングとしてショーイングし、Tomorrow Morning Caf Owned by岡田 隆雄(福岡県) Rider 土岐田 騰馬が69.5ポイントをマークして優勝した。


 The Day 1st    9月7日(木曜日)

 Non Pro DV 1stGo Round
  多くのライダーにミスが目立ち、アヴェレージ得点がなかなか取れない中、堅実な演技を見せてトップに立ったのが、Caf Au Lait Rider and Owner 朝倉 洋子(福岡県)で、ストップにミスがあったもののサークル、スピンは危なげない演技で、2nd Go Roundまでの調整が楽しみだ。

 2位につけたのは、Senoritas Nicky Owner and Rider 石山 真実(千葉県)で、2ポイント差のビハインドなので、優勝の望み充分である。

 Open DV 1st Go Round

 トップに立ったのは、唯一アヴェレージを超えて212.0ポイント獲得したGolden Amber Jac Owned by 山口 信介(福岡県) Rider 古川 芙三子(福岡県)で、多少のレジスタンスが見られたもののアグレッシブなパフォーマンスで、スピード充分なサークルとスピンは見応えのあるものだった。
 2位につけたのは、Gold Flashy Bear Owned by 北村 栄作(大阪府) Rider 前原 汐里(福岡県)で、グレートマインドをフルに活用した演技でサークルとストップで+得点を稼ぎ209.5とほぼアヴェレージ得点を叩き出した。

 3位につけたのは、Eighty Six Classic Owned by 佐藤 一彦(千葉県)で、ブレイク・ザ・ゲイトの手痛いミスを犯して、トップに3.5ポイントのビハインドとなってしまった。

 ニューフェイスのエントリーは、Moonlight Sailor Owned by 山口信介(福岡県) Rider 前原 汐里、Shooting Cody Owned by 山口 信介 Rider 上田 明子(山梨県)、そしてライダーのニューフェイスのエントリーは、山口 晋兵(福岡県)があった。


The Day 2nd     9月8日(金曜日)

 Green DV

 優勝は、ディフェンディングチャンピオンでもある杉下 善紀(福岡県)で、Ruffed Up Owned by山口 信介 を率いて、見事なスピードコントロールのパフォーマンスで、昨年に続いてチャンピオンに輝いた。
 そして、Gold Flashy Bear Owner and Rider 北村 栄作は、トレーニング並びに練習充分で満を持してのパフォーマンスであったが、一歩及ばず優勝を逃して、次のリベンジを誓うこととなった。

 Ltd Non Pro DV

 群雄割拠といった感のある選手達が居並ぶクラスであったが、大きなプレッシャーのためか優勝者以外はペナルティ0を期してしまって撃沈、そんな中でマイウェイを貫き優勝の栄冠を手にしたのは、La Tigre Del Cielo Owned by LTD Syndicate(千葉県) Rider 磯野 ひろ子(千葉県)であった。
 そしてこのコンビは、コングレスとWJC2連覇の快挙を果たしたのである。


The Day Final    9月8日(土曜日)

 Non Pro DV 2nd Go Round

 Caf Au Lait Owner and Rider 朝倉洋子が、コングレスの雪辱を見事に果たして、トップ得点を獲得してノンプロ初優勝の栄冠に輝いた。
 このコンビの安定感と可能性は、今後数多くの栄冠をなし遂げるであろうことを予感させるに充分であった。

 リザーブチャンピオンは、Senoritas Nicky Owner and Rider 石山 真実で、コンセントレーションに難しさのあった馬が可成りに成長を見せ、優勝には及ばなかったものの、今後の成長がみものである。

 Open DV 2nd Go Round

 1st Go トップに立っていたGoled Amber Jac Owned by山口 信介 Rider 古川 芙三子は、アグレッシブなパフォーマンスを見せ、順当にマヌーヴァーをこなしていたものの、ライトロールバックに落とし穴が潜んでいたようで、ペナルティ0を期してしまって撃沈してしまった。

 Amber Jacが0になってプレッシャーから解放されたものの、そんなことは意に介せずリスクを顧みない積極果敢な攻めのパフォーマンスで、全てのマヌーヴァー+1にトライして217.5ポイント獲得しEighty Six Classic Owned by 佐藤 一彦 Rider 土岐田 勘次郎(千葉県)が優勝を果たした。

 リザーブチャンピオンは、Gold Flashy Bear Owned by 北村 栄作 Rider前原 汐里で、手堅く馬の特長を活かしたパフォーマンスであった。

 「編集後記」

 大会全般において、ミスが目立ちペナルティによって減点されるケースが多発した。
 ミスは、積極性と裏腹で、ハイクォリティのパフォーマンスとは、積極的でありながらペナルティのないパフォーマンスなので、更なる熟練を期待したい。