本コミュニティサーキットのファイナルシーンの開催にあたり、ごあいさつ申し上げます。

　２０２０年は、東京オリンピックの開催年で、猛暑の中でスポーツの祭典が繰り広げられ、アスリートの輝かしい雄志を見られるものと誰もが信じて疑いませんでした。
　しかし、予測を裏切られるような信じがたいことが起き、日本の転覆を謀りたい愚劣なマスコミや誠実さを欠く一部の自治体の長が、実態以上に大衆の不安と恐怖を煽り、愚民たる大衆はまんまとこの策謀に乗り、生活のリズムを狂わせて人類史上にない事態が起きようとしています。

　我々は、少数派ながら日本魂ここに在りといった心意気のもとに、粛々とやるべきことに邁進するものであります。

　残念ながらサーキット第３戦のWJCが主催者の意向で中止となってしまいましたが、他の２戦はこれまで通り開催しました。そしてここにファイナルシーンと迎えるわけであります。

　今こそ弛まざる精進と継続は力なりという言葉の重みをひしひしと感じます。

　同時にこの言葉をよく言っていた人の顔を思い起こさずにはいられません。
　簡単に言葉は口から出るものでありますが、実践するのは難しいものであります。

　そして、止めたり中止したりするために言い訳する理由を見つけるのは簡単なことです。 また、継続することも簡単なことなのであります。しかし、世の中から非難されたり笑われたりするかも知れないときこそ、継続する勇気を発揮するのが今だと決断することが簡単なことではないのです。