第９回を迎える２０１６年のサーキットも、遂にファイナルの大会のご案内となりました。

　２００８年に始めたPRBCのサーキットは、２０１６年の今年第９回を重ねる運びとなりました。
　サーキットを始めたとき、新しいことを始める時の期待感はあったものの、これから始まるストーリーがどんなものになるものかと不安もありました。

  PRBC結成時において、今日へ至る構想と手段が明確にありました。しかし、９年間継続発展していけるものかどうか確証があったわけではありません。これ に加え、幾多の困難や対処すべき事態が発生したりして、その度に理念や信念に照らして、敢えて安易な道を選ばず歩んできたからこそここまで来られたものと 信じます。

  毎日の歩みは只ひたすら額に汗するのみで、そのときこれから紡ぐ歴史やストーリーが見えるわけではありません。何年か過ぎて振り返って見たときに見ること ができるもので、そのときそのときに、何が正しいことなのか誰にも分かりません。
  むしろ掲げてきた理念や構想が間違いであったのではと思わせる出来事ばかりであります。
  それでも頑なに、自ら信ずることを着実に粛々と実行し続けてこそ、やがて年月がこれを証明するものであります。

  これらのことを鑑みるに、９年間のサーキットの歴史は、何が正しく何が間違っているのかをあからさまにしていると思います。

  我々は、これまでの歴史に誇りを以て、これから歩むべき道を自信と勇気を以て進むべきなのであります。

  来年１０周年を迎えるにあたって、最も相応しいファイナルの大会になること祈念します。
  そして、皆様のご健闘をお祈り致します。