PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果
 ODB Ancillary
 5/26(木)
 5/27(金)
 5/28(土)

*大会レポート


開催にあたり

大会要綱

タイムテーブル

エントリーリスト

The 39th EWPC Congress '22
大会レポート

 連日の雨が続いていた陽気が一気に夏日を迎え、梅雨前の初夏の気候の中で第39回を迎えるコングレスが開幕した。

 The Day 1st    5月25日(水曜日)

 Paid Warm Upの2Sectionがあり、本番に向けてそれぞれショーホースが10分間の馬場独占状態でトレーニングをした。

 One Day Before Ancillary

 Non Pro DV 1Entry
 Gold Flashy Jac 小林孝之(千葉県)  64.5ポイント

 Open DV 4Entry
 Champion Just Dunit 土岐田 騰馬(千葉県) 74.0Point Owned by 石塚 泰子(千葉県)
 コンセントレーションし落ち着きがあり、しかもアグレッシブなショーイン グで高得点、本番に期待が持てそうである。

 The Day 2nd     5月26日(木曜日)

 Non Pro DV    1st Go Round

 トップに立ったのは、堅実でミス無くまとめたRemarkable Steps 増田 明子(千葉県)206.0Point が首位に立ち、10ミリオンオーナーが目前の増田選手にとって、ファイナルでのショーイングで何とか達成したいものである。
 これに続いたのは、Moonlights Sailor 石山 真実(千葉県)205.0Pointディフェンディングチャンピオンとして、確実に連覇を狙える位置に付けた。
 そして、Spooks Serenade 土岐田 藍(千葉県)204.0Pointは、今年からパートナーを汲んでのショーイングで、ライダーにコンセントレーションしてスタリオンながらとても従順な反応を見せた。
 ノンプロは、この3頭が2ポイントの間に犇めいた状態で、激しい優勝争いが予想される。

   Open Dv 1st Go Round

 Eighty Six Classic 袴田 桂子(千葉県) 214.5Pointは、他の追随を許さずといったショーイングで、アグレッシブなスライディングで得点して首位に立った。
 2位に付けたのは、Spooks Wish Whiz 土岐田 勘次郎(千葉県) Owend By落合 身知子(埼玉県)205.0Pointで、3位に付けたのは、Spooks Eldorado 土岐田 騰馬201.5.0Pointで、少々首位と開きがあるものの、馬の落ち着きとポテンシャルで、Eighty Sixにリスクがないわけではないので、どの馬が優勝するのか混沌とした状態である。

 The Day 3rd    5月27日((金曜日)

 Ancillary  LTd Non Pro DV

 RoyalPrincess ED 林 雅子 オフパターンをしてしまって、スコア0となってしまったもの、堅実な努力を重ね次回のグッドショーイングに期待したいものである。

   The Day Final    5月28日(土曜日)

 Non Pro DV 2nd Go Round

 チャンピオンは Spooks Serenade 土岐田 藍209.5Point Total 413.5Pointで、場内アナウンスが聞こえるまで誰が優勝したのか分からないほどの混戦であったが、ほぼアヴェレージ得点を獲得して栄冠についた。Spooks Serenadeは、初優勝で、グレートファミリーながらアンランキーさもあって、優勝からは見放されていたが、ここに来て期待に応えた感があったのである。

 Re Championは、Moonlights Sailor 石山 真実204.5Point Total 409.5Pointで、残念ながら連覇することはできなかったが、堂々リザーブチャンピオンに輝き、少々馬の落ち着きに欠けることが見受けられたので、これを克服してリベンジを期待したい。

 Tie 3rd Place は、Remarkable Steps 増田 明子 201.0Point Total 407.0Point Just Dunit 石塚 泰子207.5Point Total 407.0Pointの2頭で、増田は、マーカー前のストップで6Pointを失い優秀を逃したものの、10ミリオンオーナーの金字塔を立てることができたのは称賛に値する。
 また 石塚は、前回に引き続き2nd Goでは良い成績を出して、3位に入賞を果たしたのである。1stGoから次回はいいショーイングができれば、優勝戦線に食い込める様相である。

 Open DV

 Champion Eighty Six Classic 袴田 桂子 212.5Point Total 427.0Poinnt で、ぶっちぎりの優勝で、ショーイングの前のトレーニングで何かを掴めたようで、馬の能力が高いこともあり、優勝戦線の常連になりそうである。
 Re Champion  Spooks Eldorado 土岐田 騰馬 212.5Point Total 414.0Point で、堂々アヴェレージ越えを果たした。3rdPlace Topsail Goldie 土岐田 騰馬Owned By 佐藤 一彦(千葉県) 209.0Point Total408.0Pointで、1stGoが振るわなかったのが痛かったものの、次回に期待が持てそうである。

 Spooks Wish WhizとRoyalprincess EDは、今回は良い成績を出すことはできなかったが、今後の成長が期待されるところで、ほどなく結果が出そうである。

  Team Roping Dummy Header  Non Pro DV

 Champion 石山 真実 Re Champion 小林 孝之で、この二人の決勝戦であったが、技術の伸展が見受けられないので、更なる研鑽に期待したいものである。

「編集後記」

 天気に恵まれた大会であった。
 確実にノンプロの馬の変化が見受けられるが、何処まで意識的にこのことを作りだしているのか少々疑問なところもあり、人は心も赴くままに行動するものなので、その思いを自覚して、コントロールしてこその結果なのではないだろうか。
 レイニングはレイニングを練習し、ローピングはローピングを練習しているようで、自ずと結果は劣化するに決まっているのではないだろうか。
 継続は力というが、進化してこその継続でなくてはならないのである。