PRBC
パシフィック ライディングホース ブリーダーズ コミュニティ

*競技結果
 ODB Ancillary
 4/21(木)
 4/22(金)
 4/23(土)

*大会レポート


開催にあたり

大会要綱

タイムテーブル

エントリーリスト

The 15th Pacific Breeders Circuit 1st Scene '22
大会レポート

 PRBCサーキットが2022年に第15回を迎え、その最初の大会がスタートした。
 季節の変わり目の不順な天候になるのは例年通りながら、悪コンディションのなか初日を迎えた。

 The Day 1st     4月20日(水曜日)

 One Day Before Ancillary

   Non Pro DV
 Gold Flashy Jac 小林 孝之(千葉県) 64.0ポイント

 Open DV
 5エントリーあり、Moonlights Sailor  土岐田 騰馬 Owned by 石山 真実(千葉県) とSenoritas Nicky 土岐田 勘次郎 Owned by 石山 尚子(千葉県)が70.5ポイントの同点で優勝を分け合った。

 The Day 2nd   4月21日(木曜日)

 Non Pro DV 1stGo Round

 Spooks Wish Whiz 落合 身知子(埼玉県)、Just Dunit 石塚 泰子(千葉県)、Spooks Serenade 土岐田 藍(千葉県) の3頭がペナルティスコア0となり優勝戦線から撃沈、そんななかMoonlights Sailor 石山 真実が、スピンとストップで加点を獲得し142.0ポイントでトップに立った。
 これに続いたのは、Gold Flashy Jac 小林 孝之 132.5ポイントとRemarkable Step 増田 明子(千葉県)が132.0ポイントで、トップとは少しスコアの開きがあるものの2nd Goでの挽回に期待するところとなった。

 Open DCV 1stGo Round

 Senoritas Nicky 土岐田 勘次郎 Owned by 石山 尚子が143.5ポイントでトップに立ち、2位は Topsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by 佐藤 一彦(千葉県)140.5ポイント、3位は Chics Top Cody 土岐田 騰馬 137.0ポイント、4位は Spooks Wish Whiz 土岐田 勘次郎 Owned by 落合 身知子 136.0ポイントという結果となった。

 Nickyは、これまでより落ち着いた感じでスピンとサークルで得点し、2nd Goに期待が持てそうである。また、GoldieやChicも元々ポテンシャル高い馬なので、優勝争いの激戦が予想されるところである。

 The Day 3rd     4月22日(金曜日)

 Ancillary Class Open DV

 Just Dunit 土岐田 騰馬 Owned by 石塚 泰子は、Non Pro DV 1st Go Roundで、ペナルティスコア0となってしまったために、2nd Go Roundのための修正を図る目的でエントリーし69.0ポイントを獲得し、ディパーチャーやランダウンにおけるコンセントレーションをスクーリングとしてトレーニングしたのである。

 The Day Final     4月23日(土曜日)

 Non Pro DV 2nd Go Round

 スライディングストップ、スピンで+1/2、落ち着きあるサークリングで、143.0ポイント トータル285.0ポイントをプレッシャーをはね除けて獲得し、見事チャンピオンに輝いたのは、Moonlights Sailor 石山 真実であった。

 そして、リザーブチャンピオンは、馬の飛躍の入り口に立ったRemarkable Steps 増田 明子で、132.5ポイント トータル264.5ポイントを獲得して、次の大会の高成績を誓ったのである。
 Just Dunit石塚 泰子は、アンシラリーでの修正が功を奏して142.0ポイントと高得点をマークして3位に輝いたのである。

 Open DV

   1stGo でトップに立っていたSenoritas Nicky 土岐田 勘次郎 Owned by石山 尚子は、レフトサークルのディパーチャーで大失敗をして、敢え無く撃沈してしまったのである。
   1stGoの状態を更に修正して、+1/2サークルと+1/2スピンで142.5ポイント トータル283.0ポイントマークして、チャンピオンに輝いたのは、Topsail Goldie 土岐田 騰馬 Owned by 佐藤 一彦で、Goldieにとっては初タイトルとなったのである。
 そして、リザーブチャンピオンは、Chics Top Cody 土岐田 騰馬 Owned by 土岐田 騰馬で、145.5ポイントと今大会最高得点をマークしトータル282.5ポイント チャンピオンに1/2ポイント及ばずではあったが、元々のポテンシャルを活かして堂々の成績をおさめたのであった。

 Team Roping Dummy Header  Non Pro DV

 ルーズキャッチが多く見られて全体的に低調であることを否めなかった。
 土岐田 騰馬71.0ポイント、小林 孝之 70.5ポイントの二人の決勝戦となったのである。優勝戦線常連の石山 真実は、残念ながら2回ともルーズキャッチで決勝戦進出は果たせなかったのである。
 決勝戦に残った二人も2回ルーズキャッチとなり、土岐田 騰馬の勝利となったのである。

 「編集後記」
 レイニングもローピングも全体的に低調さが目立ってしまった大会であった。
 しかし、ショーホースの入場姿勢や態度からして、過渡期による低調さではなかったかと思うのである。
 変革期において一時的に低調になることは良くあることで、大きな飛躍の前触れではないだろうか。
 PRBCのサーキットが15年目を迎えるのであり、世界のレイニングは日進月歩で大きな進歩が見られるのである。そんな中で、PRBCの役割はとても大きいのであり、大きな進歩が顕著に現れることを節に期待するものである。